期間工とるねこ

2022年1月7日

皆さんは期間工をご存知でしょうか?

正式には「期間従業員」や「期間社員」と呼ぶみたいですが自動車製造会社や家電メーカーの製造が一定期間で契約する、ようは「出稼ぎ」です。

僕も某トラックが有名な自動車メーカーの期間工に行ってたことがあります。

期間工ってよく求人雑誌に1ページ使って「1ヶ月で3◯万稼げる!」とか「今なら契約祝い金で10万円!」とか羽振りの良いイメージありますよね。

それでは僕の感じた期間工のいい所、悪い所をつらつらと書いていこうと思います。

まずはいい所から

稼げるっちゃあ稼げる

僕が入社した時は「入社祝い金」と「初回延長手当」がそれぞれ10万円ずつありました。「初回延長手当」とは3ヶ月に1回継続か辞めるか聞かれ、初めて継続をすると貰えます。大体何かしらの手当がありますが時期によって多少変わるので色々ついてたり、金額が多かったり、早く貰えるだったりといい条件の時を選びましょう。

あとはなんと言っても「慰労金」です。期間工は2年が満期なのですが退社の際「日数×1日単価」で慰労金がまとまって貰えます。途中で辞めても貰えますが満期までいた方が1日単価が高いので結構いい金額が入ります。今は一年ごとみたいですけどね。

これは運の要素が絡みますがその時の会社の忙しさだっだり配属される部署にもよります。僕が入った時はちょっと忙しい時期で昼夜二交代制、一週間昼勤をして次の週は夜勤でした。夜勤があるとやはり金額がだいぶ違います。毎日反対番と交代するまで残業だったし土曜日も休日出勤が多かったので残業代がかなりつきました。今だと45時間までになってるかも知れませんね。

ただしこの「ちょっと忙しい」というのがミソで「すごく忙しい」になってしまうと四組三交代制になってしまう恐れがあります。そうなると8時間を三班で回し一班は休みなので残業はなし。四勤二休で休日出勤もなければ休日もバラバラになってしまうので旨みがほとんど無くなってしまいます。

生活費がかからない

寮に入れば家賃、光熱費がかかリません。食事も工場で食べれば安いし給料天引きだったので現金は減りません。昔は二人一部屋の会社も多かったみたいですが今は大体一人一部屋だと思います。一緒に入社前の健康診断を受けた人はタトゥーがバレて寮に入れなかったので皆さんも気をつけてください。

入寮する時はマイクロバスに乗せられ、寮に着くとトイレットペーパー1個とゴミ袋、洗剤を持って降ろされました。なんだか犯罪でも犯したような気分になったものです。

なんだかんだ生活するにはある程度揃えなければなしませんでしたが安いのを買ったり、我慢したり、家から持って来ればそこまでお金はかからずにすむでしょう。

割と長くなったので今日はいい所まででまたいつか悪口でも書こうと思います。

ご静聴ありがとうございました。