日雇いとるねこ

日雇いとは読んで字の如く1日単位で雇われるお仕事のことです。

定職と定職の間の繋ぎとして活用させて頂いたこの日雇い。

案外楽しかった仕事やもう二度とやらないと誓った仕事。

そんな日雇いのお仕事を今日は思い出しながらご紹介して参ります。

引っ越し

日雇いの定番ですね。

1日で大体2現場の引っ越しをやりました。

引っ越し会社の社員さん2人に自分が加わり3人で作業します。

引っ越し前の家に行き、荷物をトラックに積み、トラックで新居に移動し(一番ペーペーの僕はトラックの真ん中に乗せられる。それが何気窮屈で嫌だった。)、新居に荷物を下ろす。

これを2箇所。

今はわからないが当時は1現場ごとチップを貰えたり、お寿司を食べさせてもらい、給料のプラスαが美味しい仕事でした。

ヤンキー二人組の現場は辛く、ベテランのおじさん社員さんだと優しいイメージがあります。

もう若くないしやりたくはありません。

ビラ配り

これも定番。

前回書いたので割愛いたしますが機械となって淡々と配ります。

ポケットティッシュだとみんな貰ってくれます。

試供品の封入

新商品の試供品を袋に詰めたり、シールを貼ったりする作業。

負けず嫌いな人は隣の人より早くやろうとするのでお互いを高め合うか、マイペースにやるかは人それぞれ。

だんだん違うことを考えながら作業し、慣れる頃にミスが出る印象があります。

荷物の仕分け

これも以前書きましたがトラックターミナルが近くにあるため定期的に入るお仕事でした。

トラックターミナルにトラックが到着すると、荷物をおろし、次に載せるトラックまで仕分けて運ぶ仕事です。

トラックが来るまでの待機時間におっちゃんとタバコ吸いながら喋ってるのが楽しかったです。

こういう現場のおっちゃんの話しは大人としてはダメだけど面白い話が聞けます。

オススメです。

保険の証書のピックアップ

毎月保険会社が顧客に送るであろう証書を番号どうりにピックアップしていくお仕事です。

膨大な種類と数の書類を、各お客様分に間違えないように確認しながら集めます。

紙は手袋をしていても知らない内に傷ついて、血がついてしまうことがあるので注意が必要です。

ラインごとに4〜5人並び、それぞれピックアップしていくのですがここでも負けず嫌いな人がいると無駄にプレッシャをかけてくるのでイラッとします。

程よい距離感でお仕事できる人のグループだと心地良く働けます。

1回だけの現場や何度か働かせて頂いた現場様々ありますが、日雇いはやっぱりレギュラー仕事と違いそんなに居心地が良い現場は少なかった気がします。

現場によっては奴隷みたいな雰囲気の場所もありました。

それでもいろんな地域に行けたり、いろんな作業ができたり、いろんなおっさんの話が聞けたりと貴重な経験をする事ができます。

また封筒で頂いた日当のお給料で飲むお酒は格別ですよ。

こちらも併せてオススメです。