警備員とるねこ
警備員をしていました。私。

全然働くつもりもなかったのですが友人の紹介で。

友人の現場で急に人が辞めたらしく、ちょうど暇していた私に声がかかりました。
軽いノリで始めましたが3日間ガチガチの研修を本社で受けました。
マンツーマンで。

勝手なイメージで警備員て強くなくちゃいけない、黒帯なきゃいけないと思ってましたが全然そんなことはなかったです。
むしろ戦っちゃダメみたいっす、悪い人とでも。
悪い人でも殴ったり拘束すると場合によっちゃあ警備員が捕まることもあるとか。
戦闘民族でない私にとっては安心しました。

一声に警備員と言っても4種類に分類され、
商業施設や病院を警備する施設警備
交通整備やイベント警備する雑踏警備
現金や危険物などの輸送を警備する輸送警備
政治家や要人を警備する身辺警備とあります。
うろ覚えだったので他者様のブログを拝見しました、すいません。

私は大型居住区のエレベーターにある監視カメラのモニター監視、施設警備の中でも機械警備と言われる現場に配属されました。
夜勤だったのですがただただ監視カメラを見ています。
っていうかエレベーター動かないと照明消えるんでモニター真っ暗だし。
事件なんてそうそう起きないし。
まぁ何もないというのは平和ということなので良い事なんですが正直暇で時間との戦いでした。
空調は効いているので夏は涼しく、冬は暖かかったです。
外で交通整理を夏の炎天下、冬の寒空の下、雨風に打たれながら警備をしている同士を見るとなんだか申し訳ない気持ちになりました。

警備業界も高齢化が進んでいて、ご年配の方達が多いイメージでしたが、最近では若い女性が警備している姿を多く見かけます。
警備員に求められる事が「強さ」ではなく「優しさ」になってきているようでとても良ことだと思います。
何かと物騒な世の中ですが警備員が今日も暇だなぁと言える平和な世の中を切に願う今日この頃です。

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