弁当屋とるねこ

2022年1月7日

今から10年くらい前、某有名お弁当チェーン店で働いていました。

入った時は「ほっ◯ほっ◯亭」だったのに途中で「Hott◯ Mott◯」になりました。

伏字にもなりません。

当時副業として働いていた為忙しく、あまりニュースを見ていなかった僕はお客様から

「お店の名前変わるんだって?」と聞かれ、

「そうなんですか?」と答えたのを覚えています。

正式に会社の大本が代わり(フランチャイズの会社が独立し)、名前が変わると通達が来てから、1週間も経たないほんの数日で看板から制服、ロゴの入った容器もろもろが変わっていきました。

多少シールを上から貼って誤魔化していたり、お弁当の中身は暫く変わらないけど、特にお店を閉めるわけでもなく営業しながらの急ピッチの変化に従業員はかなり戸惑っていました。

いざ名前が変わってからも電話注文を受ける時、

「お電話ありがとうございます、ほっか・・もっと〇〇店です」

としばらく全員言い間違えながら受けていました。

お弁当屋さんも定食屋さんも家具屋さんも現場は上の騒動に巻き込まれるだけでたまったもんじゃありません。

今の時代はもっと大変ですよね。

居酒屋で働いていたつもりが焼肉屋になってしまったり、牛丼屋で働いていたつもりがトンカツも揚げなきゃならなくなったりと。

様々な変化が起こりえる今、皆さんもいつの間にか働き先の看板が変わっていたりトンカツを揚げることになるかも知れません。

いつでも準備をしておきましょう。

ではまた忘れた頃に。

とるねこでした。